ゆるキャラ、終盤票固め グランプリ投票 8日に締め切り 栃木

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■候補者調整、選挙運動、草の根…

 全国のマスコットキャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ」の投票が8日に締め切られる。県内キャラクターも上位を目指してPR活動を展開しているが、中には候補者調整や本格的な選挙運動で票を伸ばす動きもある。結果は24日に発表される。

 ■小山

 小山市は市公式キャラクター5体のエントリーを見送り、“候補者”を「開運★おやまくま」に絞った。

 おやまくまは、市内のデザイナーが制作した民間キャラクターだが、市が認定する「おやまブランド公認キャラクター」で、グッズ展開やイベント参加など活動は公式キャラクターに劣らない。大久保寿夫市長も「小山を挙げて応援する」と明言。昨年84位と市内のキャラクターで最も順位が高かったため票を集中させる狙いがある。

 ■佐野

 佐野市「さのまる」は地盤(支持組織)、看板(知名度)、かばん(資金)がそろう。今年4月、ファンクラブ「さのまるに愛隊」を組織。約250人の会員がおり、市観光立市推進室の小野勉室長は「グランプリのために作った組織ではないが、会員が毎日投票すれば固い基礎票。強みとなる」と期待する。

 同市在住のロック歌手、ダイアモンド・ユカイさんが宣伝部長として“選対入り”。市がかける事業費は約700万円。選挙事務所さながらの「さのまるの家」、路線バスのラッピング、街宣カーでの遊説など万全の態勢で臨む。

 ■宇都宮と県

 一方、草の根活動で支持拡大を狙うのは昨年33位の宇都宮市「ミヤリー」と同119位の県の「とちまるくん」。ポスターやチラシの制作、幼稚園、小学校回りが中心で、定期的に駅前などでの辻立ちも。奇策は用いないが、両陣営とも「イベントの出演依頼やツイッターのフォロワー数は昨年から倍増している」と自信をのぞかせる。

 ただ、県庁では職員の投票に関し「庁舎内のパソコンは使わない」「業務時間内に投票しない」というルールを定めた。県地域振興課は「知名度が上がることで県内の活性化につながるという側面はあるが、業務とは別。県民に誤解を与えないよう投票は個人として行う」と説明。ある自治体関係者は「ゆるキャラの本来の目的は地元を元気にすること。グランプリはあくまで手段」と漏らした。

 ◆覇者の経済効果

 平成23年のグランプリ覇者、熊本県「くまモン」は翌年の関連商品の売り上げが293億6千万円に達し、前年の約11倍と飛躍。知名度アップの効果は絶大だ。投票は期間中、一つのメールアドレスから1日1回投票できる。発表は24日、ゆるキャラさみっとin羽生(埼玉県羽生市)で。

ヤフー記事より引用

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